◆男の人の顔を思い出すとき、なんとなく「明るい感じの人」と「さみしい(暗い)感じのする人」っていうのがあって、その方法で私は今まで区別してきました。この人は『明るい感じの人』のほうだな、とかって。分類して。(※ワケわかんない話ですみません(笑))
人の顔といえば、容姿や、つくりの美しさや肌質など表面的なことを言う人が多いですが、私にとっては「その人のことを思い出すとき」が重要で、思い出したときに、なんとなく淋しい気持ちになる人はかわいそうに思えてしまいます。なぜか。(よけいなお世話だっつーの(笑))……その人も私なんかに哀れまれるのも迷惑かと思うので、さみしい人についてはなるだけ考えないようにしてますけど。
特に、大人の男性の顔は、ジーッと見てしまいます。こっそりと。(笑
で、後でその人のことを思い出したとき、さみしい感じがすると、ひとりで勝手に「なんかあの人かわいそう…」って思ってるんですが(笑)、この感覚は6歳ごろから意識してました。「あのおじさん、なんか楽しそうだなあ」とか。その人の人生を全然知らないし、そのおじさんは楽しくない状況かもしれないのに、なぜか漠然とそういう感覚がおこってくるのです。反対に、あまり明るくない感じの人を見ると、迷子になったように心細い感じがする。そんな雰囲気の中で生活しているのかと思うと、その人がかわいそうに思える。その人も実際は楽しく過ごしてると思いますけどね。私の中のイメージでは明るくないので。(「ので。」って言い切ってるけど(笑)
…で、そのまま成長してないのか、今でも自分としては6歳の気分で、その感覚がのこっていて。
ですので、顔を見るといっても、容姿ではなく表情でも人柄でもなく、その人の性格とか優しい人とかそういう表面的な分かりやすい事とは違って…なんでしょう、人相? いや、それも違うな(笑)なんと表現するのかわからないのですが…とにかく「顔」です。
子供のころ迷子になったとき、まわりの大人の人たちがみんな怖い人に見えてしまうけれど、そんな中でも「あの人だったら大丈夫そうだな」って見当をつけた経験ありませんか? その場合たいてい選ぶのは女性ですが、その場に男の人しかいない時はものすごい洞察力で観察したもんです。(笑
その、「大丈夫そうだな」に選ばれるかどうかが、今でも、人と出会う第一印象の観点になっているような気がします。
6歳とはいえ私も大人ですから、人見知りせず、さみしい感じのする男の人であってもきちんと楽しく会話しますけどね。もちろん。カツオ君みたいに礼儀正しく。
でも帰ってきてその人のことを思い出すと、「かわいそうだなあ」って。(笑
子供の感性で見て、明るい感じのする人は大好きです。安心するから。
明るい人のことは、いつもいつも、その人のことを考えます。
その人とどこそこへ行って楽しかったなあ、あれを一緒に食べておいしかったなあ、とか思い出してばかりいます。この服を着て会ったなあとか、この香水をつけて会ったなあ、とか。用もないのにしょっちゅうメールします。
反対に、あまり明るくない人のことは、頭に浮かんでも、パッて消えちゃう。無意識に消しちゃってる?のか。どういうわけか思い出せないです。
“こんな感覚の人、いませんか?”
という素朴な疑問で、同じような感覚の方がいらっしゃるかどうか、おたずねしてみたかったのですが・・・いない・・・ですよね・・・。(笑
ですよね…。
人がよく集まる家にも似た感覚があります。
高級な家とか家具の良し悪しとか、はたまた風水とか(笑)、そんなんじゃなくて、住む人の心がにじみ出ていて明るく反映された家が大好きなんです。
人がよく遊びに来る家ってあるじゃないですか、あの感じにも近いです。といっても「たまり場」となると、それは違うのですが(こまかい話になってきた(笑))若者のたまり場みたいな馴れ合い的な雰囲気じゃなくて、もっときちんと正式に、子供たちがいつも寄ってくる家みたいな。
子供の自分が道に迷ったとき、「この家の人に道をきいてみようかな」ってピンポンを押す家かどうかっていう観点ですね。
そのような、なんとなく明るい感じのする家というのが、あります。
家でも、人間でも、
明るいものは、なんとなく発展的な感じがするんです。だから安心できる。
香水もね。
香水評論家の方とか、調香師の方たちは、香料の配合のめずらしさとか香りの組み立て方をみて「よくできた香りだね」と言う。あるいはブランドストーリーとか。
ですが、
「その評価方法なら、評価するのはあなた以外の人でも良いのではないでしょうか?」というのが正直な私の気持ちです。
もちろん、そのような正統派の評価も、ものさしとなる情報として世の中には必要だと思うのですが、そこで高い評価を得た香水が人々を楽しませたり安心させることができるかといったら、それはまた別の話だから。
そういった彼らの情報も必要ですし、理解できますし、心から共感しますが、
私自身が香水をみる観点としては、その彼らの一般的な観点にチューニングするわけにはいきません。
私は、
「なんとなく明るい感じがするのは、どの香水ですか?」
というのが一番気になるわけです。
で、それを判別できるのは自分しかいないから(笑)自分で見るしかないわけです。
「この家は、有名な建築家のナントカさんが最新のナンチャラ技法を取り入れてどうのこうの…」とか、そういう情報ももちろん大切ですが、私としては、
「あの家は、いつも人でにぎわっている」かどうかが知りたいわけです。道に迷った子供がピンポンを押すかどうかが。
◆明るい感じのするフレグランスといって、なんとなく思い出すのは、初代の『ハッピーバスディ』です。
“初代の”です。
これは明るかった!キラキラ☆☆☆
この香りのおねえさんなら子供たちも寄ってきたでしょうね。
しかしハッピーバスディも改良を重ねるたび、改良すればするほど…。
どうも近年のハッピーバスディの香りは、おねえさんの裏側事情を見せられているような感じがしてしまって(笑)ハッピーバスディも成人式をこえてしまったなぁ。
好きな男性のタイプとかって女の人たちが話してるのを聞いて、ああ自分とは違う世界の話だなあと思うのは、私が上記のような観点で男の人を見てるから。
「あの人カッコイイよね」って女性たちが言う、その男性に会っても、ピンとこなかったりするので、ガールズトークにも参加できたりできなかったりで話が食い違ったりして所々あやしい“間”が出現してしまいます(笑) 「え?」みたいな。
小さい女の子と話すと、6歳どうし、とても話がはずみますが(笑)
人はみな成長しますから、10年前から仲良しの6歳の女の子も、今は高校生とかになってて、日々の生活の中で社会性をグングン身につけているらしく、大人っぽいことを言うようになり、今では私のほうが「ガキ!」ってバカにされるほど彼女は大人になってしまった…。昔から、私が暗闇とか本気で怖がるので「こいつは大人だけど頼りにならない」と思っていたそうです。←大正解(笑
人も香水も、日々改良され、成長してゆくのですね。